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第1幕の意気込み⇒「不覚にも『ヤリ男』と結婚しちまいました。浮気三昧な亭主と、ソレを阻止したい私『ユズ』の奮闘日記です。(ギブアップ離婚)するまで続けていきたいと思ってマス。」


by yuzunonikki
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不倫同棲生活の結末【回想版】

不倫同棲生活開始から約1年、、、、、。

ヤリ男とトモトモの仲は、、上手くいかなくなっっていた、、、。

何かしら、口論もよく起こるようになり、すれ違いの日々、、、。

当然つっちゃ当然なのだがネ。

ヤリ男はこの様な日陰の生活に疲れを感じ始めていたし、
何をするにもヤリ男中心のトモトモが、少しウザったくも思えてきていた。。

トモトモは離婚できないヤリ男(もうすっかり別居に落ち着き、離婚への行動もする気配も無い)
に苛立ちと不安を抑えられなくなっていた。

でもヤリ男の為に全てを捨てて来たトモトモ。。
なんとしても別れることは出来なかった。

そしてその想いは自然とヤリ男にも伝わるワケで、、、
その想いはヤリ男にとって、重荷なワケで、、、
まさに悪循環が起きていた。


ユズには一つ、とってもわかる事がある。
それはトモトモの不安・寂しさ
元来、ヤリ男は出歩き隊長。友達もスッゲー多い。(しかも同類ばっか)
気分屋だし、よく逆ギレもする。暴言も多いしな。
そして何より女が一番とは、思っていないのだ。
だ・か・ら、、、ヤリ男オンリー状態のトモトモには、、、とってもストレスが溜まったであろう。
男に依存型の女には(精神的に)、到底ヤリ男と上手く、楽しく生活していく事は困難なのだ。



そしてある日、、、今までで一番の喧嘩が勃発した。

そして耐えかねたトモトモは家出をした。

実際、4日間のプチ家出だったわけだが、身を寄せた先が、、、、悪かった。。。
前にも記したが、トモトモは同性の友達が極端に少ない(いないと言っても過言ではない)。
実家も遠い県外なワケ。
では、どこに身を寄せたか、、、、、

前彼宅に行ってしまったのである。

ヤリ男はトモトモに女友達がいない事は知っていた。
だから、帰ってきたトモトモに、ドコに行っていたか、すごい剣幕で問い詰めた。
トモトモは、、、、、白状してしまったのである。。

きっと、心配して欲しかったんだろう。。嫉妬して欲しかったんだろう。。
ある意味、叱られたかったのではないかと思う。
「何やってんだっ!他の男のトコになんか行くなっ!!」、、と、、、、。
そして、
「もう不安にさせないから、、。オマエの事が大切なんだ。。
 ちゃんと離婚するよ。。」
と言うコトバを、言って欲しかったんだろう。。
きっと、そういう展開になる自信もあったんだと、、思う。

しかし、、、、思惑は、見事にハズれた。。

ヤリ男は絶対、浮気を許さない絶対に
もちろん、自分はしまくっているわけだが、、、、。
人並み以上にプライドが高いのもあり、人の気持ちになって考える事ができないのもあり、、。
とにかく絶対に女の浮気は許さないのだ。

そしてこの事件が決定打となり、不倫同棲生活が終わりを迎える事となるのだが。。。。



トモトモは、この予想外の展開にかなり焦った
全てを捨てて、ココにいるのである。ココ以外、行く場所なんて、、無い。
なによりヤリ男を愛している。

しかし、もう何も聞き入れないヤリ男。。。

トモトモはヤリ男の気持ちを繋ぎ止める術を探した。。。。。。

そして、一つの考えにたどり着いたのである。

「子供が出来れば、、、、、戻ってきてくれるハズ。。」


トモトモは行動を起こした。    起こしてしまった。。。


プチ家出後、二人は同棲内別居(?)をしていた。
どこにも行くところの無いトモトモ。。。
ヤリ男だって同じ。。。


ある夜、トモトモは酔っ払ったヤリ男に、SEXを求めた。
ヤリ男はヤリ男、である。
特に酔っているとヤりたくてたまらないオトコ。。

「今日は大丈夫だから、、、、。避妊しなくても、、、、。」、、、、、トモトモは、そう、囁いた。。

もちろん、自分が排卵日真っ只中なのは、、、わかっていたのだ。




3週間後、、、、、、ヤリ男は顔が青ざめた

「赤ちゃんできたの。。一人でも産むから。。」

そう告げられたのである。
by yuzunonikki | 2005-09-12 23:42 | 【第1幕】ヤリ男の最初の不倫